2009/12/08

動脈管開存症3 & IUGRになった理由

2009.12.7
再びI先生から、2ミリのまま変化なしと言われる。
手術の可能性がまだあることを思うと、涙が止まらない。自分の帝王切開ですらあんなに大変だったのに、588gの児が耐えられるだろうか。

Kナースが赤ちゃんに触れさせてくれた。保育器の温度は35度。母体の胎内とあまり変わらない温度にセットされている。触れた途端、赤ちゃんが反応して、一瞬目を開けた。可愛くて、ますます生きてほしいとの思いを強くする。育児日記をナースがつけてくれているらしく、先生からの説明を詳しくメモしてくれている。私はというと、内容を理解するのに精いっぱい。

今日は輸血をしていた。血液を作る骨髄の発達が遅れているため、輸血が必要とのこと。ついでに性別判断を染色体で調べるための採血をしたとのこと。採血は1ccだが、588gにとっては貴重な血液。染色体での検査は2週間ほどかかるらしい。

産科のM医師からIUGRになった理由と、今後の話を聞く。
IUGRになった理由は、胎盤が小さく(500gくらいあるはずのところ130gしかなかった)、胎盤の表面に血豆ができていたこと。左子宮動脈の血流も悪い。胎盤については、顕微鏡で検査をするが2週間くらいかかるので、退院後1ヶ月検診の際に報告を受けることにする。
今後については、母体が何か深刻な病気を抱えているとは思えないので、妊娠をしない限り、問題ない。妊娠については、不育外来で精査をしたほうが良いといわれる。
帝王切開の手術と児の取り出しについては、大成功で、感謝。

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