酸素濃度が21%まで減っていた。ミルクを飲ませるとき、一瞬、酸素マスクを外して、ナースがカンガルー抱っこをしてみたようです。年明けには母、父もカンガルー抱っこができるかも!と言われました。うれしい。ミルクは母乳10ml*8回。体重788g。
2009/12/31
2009/12/29
2009/12/27
晩期循環不全3
2009.12.26
全然尿が出ていない。とてもむくんでいる。引き続きステロイド剤。
アルブミンという薬を投与し、血液の中に水分をある程度維持するようにする。
今日からは、母乳、ミルクはストップして、すべての栄養を点滴に頼ることにした。また、生後直後の栄養補給の仕方に戻ってしまった。両手に点滴で、かわいそう。。
これだけ浮腫むと呼吸も苦しくて、再度呼吸器をつけることになるケースが多いが、このベビーは呼吸は安定していて、そこが唯一の救い。
昨日から今日にかけては1日で100g以上体重が増えた。。水分が排出されないせい。現在822g。この状態はベビーにとってはかなり苦しいはず、とのこと。確かに、昨日までバタバタしていたのに、今日は体を動かしたりもしない。目も開けない。
このまま尿が排出されず、すごく悪くなると、血液を透析をするしかない、とI医師に言われる。800gの児の透析は東京都内では1,2か所の病院でしかできない。現在入院している病院ではできないので、転院などをしなければいけなくて、大ごとになりそう。悲しい。
2009/12/25
2009/12/23
2009/12/22
2009/12/21
内服薬増加、染色体検査、体重700g超
2009.12.21
内服薬が7種類に増えた。覚えきれない。塩、鉄分、低血圧に効く薬、インクレミン(貧血に効く)、カフェイン(眠りこけて呼吸を忘れるのを防ぐため、軽く興奮状態にする)など。
今日は輸血もしていた。ステロイド剤が効いたのか、おしっこは出るようになったようで、昨日の浮腫みは取れていた。
ミルクは12ml*8回。12mlのうち、半分が母乳、半分はミルク。ビタミンなどの栄養分を強化したミルクで体重の増大を狙うとのこと。
呼吸がうまくいかないことが1時間に1度くらいある。泣いたり、動いたりして興奮して心拍数が200を超えてしまったり、眠りこけて呼吸を忘れて心拍数が80以下に下がったりしている。
性別は染色体検査では男性。男性ホルモンが出ているのかどうか尿検査で確認中。その後、男性ホルモンが細胞にくっついて精器などができるかどうか見る必要がある。
体重は700g超。
2009/12/18
点滴抜管、呼吸器抜管、体重600g超
2009.12.17
今まで、栄養を点滴でとっていたが母乳の摂取量が増えてきたので、母乳だけで栄養を取ろうということで、点滴を中止。腕が自由に動かせるようになってよかった。手の指も初めて見た。ちっちゃい!
呼吸もそろそろ自発呼吸に切り替えてみようということで、呼吸器をとった。代わりに酸素マスクを鼻に付けた。母乳は、鼻から胃に流す方法をやめ、口から胃に流す方法に変更。たまに呼吸をするのを忘れるらしい。心拍数が下がって警告がなると、看護婦さんがベビーをトントンして呼吸を促す。また呼吸をはじめて、心拍数も上がる、ということを繰り返す。自分で忘れずに呼吸をできるようになりたいです。
体重は確実に600gを超えた。今日からは自発呼吸、母乳だけで栄養摂取など、体に負担がかかることが増えたので、体重の増加がストップするかもしれないとI医師に言われた。元気に乗り切ろうね!
2009/12/17
2009/12/15
2009/12/14
2009/12/12
2009/12/10
2009/12/09
母 退院
2009.12.9
今日は術後6日目。術後の経過が良いので私は退院。若干傷は痛むが、我慢できる範囲で、ロキソニン(鎮痛剤)を内服するまでには至らない。入院中はいろんな人にお世話になったなとしみじみ思う。身内はもちろん、医師、ナースのケアと、適切な説明のおかげで、この15日間を乗り切ることができた。皆様、本当にありがとうございました!
退院前にNICUに児を見に行く。I医師によると、動脈管は引き続き閉じており問題なし。
血糖値が高いとのこと。胎内にいたとき、胎盤が小さく栄養が足りていない状態だったのに生後、それが解消されると、今度はインスリンの分泌が追い付かず、高血糖になったようだ。
このまま血糖値が高いのであれば、インスリンを投与するしかないとのこと。もう少し様子を見る。
今日は初めて目を開けていた。黒眼でこっちを見ている気がしてまた泣けてくる。
母乳が3.6ml*8回に増えていた。母乳を飲ませられると、すぐに寝てしまった。幸い母乳はよく出るので明日からは面会のたび、冷凍した母乳を持参する。
2009/12/08
動脈管開存症3 & IUGRになった理由
2009.12.7
再びI先生から、2ミリのまま変化なしと言われる。
手術の可能性がまだあることを思うと、涙が止まらない。自分の帝王切開ですらあんなに大変だったのに、588gの児が耐えられるだろうか。
Kナースが赤ちゃんに触れさせてくれた。保育器の温度は35度。母体の胎内とあまり変わらない温度にセットされている。触れた途端、赤ちゃんが反応して、一瞬目を開けた。可愛くて、ますます生きてほしいとの思いを強くする。育児日記をナースがつけてくれているらしく、先生からの説明を詳しくメモしてくれている。私はというと、内容を理解するのに精いっぱい。
今日は輸血をしていた。血液を作る骨髄の発達が遅れているため、輸血が必要とのこと。ついでに性別判断を染色体で調べるための採血をしたとのこと。採血は1ccだが、588gにとっては貴重な血液。染色体での検査は2週間ほどかかるらしい。
産科のM医師からIUGRになった理由と、今後の話を聞く。
IUGRになった理由は、胎盤が小さく(500gくらいあるはずのところ130gしかなかった)、胎盤の表面に血豆ができていたこと。左子宮動脈の血流も悪い。胎盤については、顕微鏡で検査をするが2週間くらいかかるので、退院後1ヶ月検診の際に報告を受けることにする。
今後については、母体が何か深刻な病気を抱えているとは思えないので、妊娠をしない限り、問題ない。妊娠については、不育外来で精査をしたほうが良いといわれる。
帝王切開の手術と児の取り出しについては、大成功で、感謝。
動脈管開存症2
2009.12.6 夫と児を見に行く。私の帝王切開の傷の痛みはずいぶん薄れてきた。
昨日は、ワンクール目が終わったところで、依然動脈管の太さに変化なしと言われ、心臓外科の先生と麻酔科の先生とに相談しつつ、外科手術で動脈管を閉じに行くかもしれないとの話だった。
H医師によると、今日になってみたら、とりあえず4ミリのところ2ミリまで縮小したとのこと。よかった、この調子で閉じてくれるのを祈る。
ミルクは1.5ml*8回で12ml位の様子。でも消化ができなくて、おしっこの出も悪いとのこと。インドメタシンの副作用で腎臓の調子が悪いらしい。
ところで尿道裂傷のため、いまだに性別がわからない。性別不明のまま区役所に出生届を出す手配を始める。
動脈管開存症
2009.12.5
夫と子どもを見に行った。今日は病室から歩いて行けた。I先生から動脈管が閉じないという説明を受ける。本来、出産して24時間以内に閉じるものらしいが、IUGRの子は閉じないこともあるとのこと。肺動脈と大動脈を結ぶ血管のことを動脈管というが、動脈管が開いたままだと、大動脈から全身に送られるはずの血液の一部が動脈管をとおって再び肺動脈から肺へと流れてしまう。動脈管が太いと肺動脈に流れ込む血液量が多くなるので、肺と心臓への負担が増す。うちの場合、大動脈が4ミリ、動脈管も4ミリでかなり開いていると言われる。
インドメタシンという薬を12時間おきに3回(これで1クール)投与して動脈管が閉じるか様子を見ているとのこと。薬による副作用で消化器系がうまく働かなくなるようだ。1クール終わったところで、様子を見て、効果があるかないかによって2クール目の投与をするのか、手術で閉じるのか、考えるとのこと。500gの胎児が手術に耐えられるのかが焦点。かなりリスクが高いので、1クール目の投与でぜひ閉じてほしい。
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